株で儲けると、ついつい仲間に話してしまいたいものです。
もちろん、私だってそうです。
株は、ファンダメンタルズ(経済の基礎的諸要因)、テクニカル分析、需要
と供給、いろいろな面から動くものではありますが、売買にいたっては、す
べて、その個人個人の心理的な要因が、勝負の分かれ目と言っていいの
ではないでしょうか?
そこで、自分の売買における心理面で、邪魔をする【反抗分子】は
徹底的に取り除かねばなりません。(続きを読むへ)
人は儲けた時は、仲間にその話をしますが、損をした時は決して話をしま
せんよね。
売却して利益が確定してなくとも、途中経過だけで、儲けた儲けたと人に
話をしてしまうものです。
その後、株が順調に上がり続けてくれるのであれば、仲間からも、拍手
喝采なのですが、逆に暴落と言わずとも、反転して下がり続けた場合、
この場面は利益確定するところと、わかっていながらも、人に話した手前、
カッコ良くフィニッシュしたいとか、普通は考えない変な欲が頭をよぎります。
とうとう、売り注文が出せず塩漬け!
この【カッコ良く】というのが、完全な反抗分子ですよね。
このケースで、売却して、まだ利益が上がれば、笑い話ですみますが、
損切りとなってしまった場合は、きっと、今まで人に儲けた・儲けたと話し
をしたことを、後悔することでしょう。
ただ、例外として、家族にも隠して、株をしてますと
「お父さん、何パソコンでやってんだろ?株してるみたいだけど家の資金は
大丈夫?」といらぬ心配をかけることになってしまいます。
家族には、決められた範囲内ですることと、どれだけ損をしたらやめるとい
うことを、宣言して堂々と、しかも淡々と売買されたら良いと思うのです。
そして、細かな報告をしないのは何故かということ、心理的な面を含めて、
すべて、家族の方には、ご説明されて下さい。
この場面で買ったら(売ったら)あの人はどう思うだろうか?
1万、2万の利益や損失で、馬鹿にされないだろうか。
初めから、人に買ったことを言わなければ、済む話なのです。
今、ブログで自分の売買日記を公表するのが、大流行です。
今まで書いてきた、心理的どうのこうのなんて、全く何も感じない方々は
本当に、強い精神力(株向きの心理力)をお持ちと思うのですが、一般
の投資家のほとんどの方が、内面的に弱いと思うのです。
私には、売買日記など、とても務まりそうには、ありません。
損切りが続くとブログは多分閉鎖になると思います。(笑)
投資家は、株の値動きで、一喜一憂・喜び・恐怖・絶望、さまざまな自分
との戦いをしています。
少しでも、ストレスなく楽に売買ができるように、心がけて行きましょう!
書ききれなかったことが、まだありますので、次回は、その2の予定です。
大変長くなりますが、ご愛読の方、よろしくお願いいたします。
大負けするとブログを更新する気力も湧きません。また、良いかっこしようと、無理なトレードに走る要因にもなってました。
逆に励みにもなるんですけどね。